- 所在地 〒981-0915 宮城県仙台市青葉区通町1-8-3
日本宮城県仙台市青葉区通町1丁目8−3日本宮城県仙台市青葉区通町1丁目8−3
>連絡先 TEL:022-234-4221 FAX:022-234-0361
Email: sobako@ito-seifun.com 土日、並びに祝祭日。
平日:9:00 ~ 18:00(店頭販売は平日9:00~17:30)
・そば粉、並びにそばつゆの製造と販売。 ・小麦粉、そばつゆ等の業務用食品の卸売り業務。
創業者 伊藤甚吉は明治11年仙台市鉄砲町にて伊藤忠吉(ちゅうきち)の四男として生まれた。
幼少の頃より家業の鍛冶屋を手伝う。新屋敷より妻はるを娶りまさに夫唱婦随、二人三脚の仕事一筋の人生を送った。大正3年36歳の時現在の通町に移り馬車鍛冶屋となる。主に荷車の製造、修理を仕事とした。
最盛期は、弟子が10人程で、食事の支度や着物の事まで世話をする妻はるは、どんなに忙しかったろうと想像できる。甚吉もそれはそれは働き者で、日の出と共に起きはだしで外に出て、働いた。甚吉、はる夫婦はもっと事業を大きくしたいと寝る間も惜しんで働き、周りの土地を少しづつ買い求める。現在の大部分はこの時買い求めた物である。
通町は、名前のとおり、昔参勤交代の時通った街道筋(奥州街道)で当時重要な道路であり、町と田舎を結ぶ拠点として様々な売り物屋や宿屋などがあった。今も昔の面影を色濃く残っている数少ない場所の一つである。後に地名変更を勧められたおりにも、どうしてもこの地名は残したいと頑張ったそうである。
その後、自動車の時代がやってきた。いつまでも馬車の時代が続くわけではなかった。他の事業展開を模索する中、思考錯誤の結果、甚吉さんが粉屋になることを決心。これが伊藤製粉所の始まりである。
すべての基礎を作ってくれた初代甚吉、はるを讃え没後50年以上も過ぎた今も命日には家族で冥福を祈っている。系列会社、そば処「あおば」の社名は、(有)伊藤甚で由来は甚吉よりつけている。
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